フリーランスという働き方には、会社員では味わえないような、様々なやりがいや魅力があります。中でも大きいのは、クライアントと直接接して評価してもらえる点でしょう。企業に勤めていると、クライアントとのやり取りは、基本的に営業担当者が行うことが一般的です。
しかし、フリーランスの場合は、自分ですべてこなさなければいけません。契約交渉から納品後のアフターケアまで、すべてのプロセスでクライアントの反応を直接見聞きできるのです。場合によっては、シビアな評価やクレームを受ける可能性もありますが、そういったものをしっかりと受け止めて適切に対応していけば、スキルアップにつなげられるでしょう。
また、決まった場所や時間に拘束されず、自分のペースで働ける点もフリーランスならではの魅力です。ネットワークや各種デバイスの進歩によって、今や世界のどこにいても業務に携われるようになっています。企業で働いていると、どうしても出社しなければならない場合がありますが、フリーランスであればそういった心配もなく、地方や海外に移住して働き続けることも不可能ではありません。
しかし、拘束されない分、自分をコントロールしてしっかりと仕事をこなしていく必要があります。せっかく案件を獲得しても、仕事が適当であればクライアントから信頼を得ることは困難です。自由度が高いからといって、手を抜いて仕事をしていいわけではない点は、十分に理解しておきましょう。